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2016年3月25日 更新

子宮頸管ってなに?切迫早産との関係とは?

妊婦健診に行ったことのあるママは一度は耳にしているかもしれない「子宮頸管」という言葉。もしそう診断された場合の対処法をご紹介します。

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子宮頸管、という言葉を知っていますか?

妊婦健診に行ったことのあるママは一度は耳にしているかもしれません。
病院によっては何度も測ったりしないこともあるので「聞いたことはあるけどなんだかハッキリは知らないのよねぇ」というママもいるかもしれません。

この子宮頸管は、実はプレママにとっては不安な切迫早産に密接に関係しているのです。
「妊婦健診には行っているけどまだ測ったことはないかも・・・」というプレママや、「妊活中でまったく知らない!なにそれ?」という方もぜひご一読ください。

子宮頸管とは?

ゆうちんさんはTwitterを使っています: "昨日の検診で子宮頸管が短いって言われてお腹良く張るって言ったら子宮が柔らかくなってるかららしい😭張り止め出されたから2週間ずっと飲み続けなあかん…😶36wになったら破水しても産まれてもいいから今わ破水したらあかんかららしい😱😱 https://t.co/qIYPuK07Mf" (5928)

子宮と膣の間を結ぶ管を「子宮頸管」と言います。
風船に例えると、空気が漏れないようにギュッと結ぶ部分のようなイメージですね。

一般的には30mm~50mmあり、赤ちゃんが降りてくるのを食い止めてくれる役目をしています。赤ちゃんは重力に逆らえませんから、お産が近づくその日まで、子宮頸管が固さと長さを保っていてくれることが重要なのです。

切迫早産との関係とは?

子宮頸管の役割を知ると、なんとなく予想がつくでしょうか。
子宮頸管の長さがだんだん短くなってくると、赤ちゃんが重力に耐え切れず下に降りてきてしまいます。

そのまま放っておくとお産が始まってしまうのです。その状態を「切迫早産」と言います。

だいたい30mmを切ると、お腹が張る頻度が増え、仰向けでちょっと足を伸ばしてお昼寝、などのちょっとしたタイミングでお腹がギューッと張ってカチカチに硬くなります。
週数にもよりますし、病院にもよりますが、25mmをきると入院しなければならないことも。

そうなると、子宮頸管が短めの妊婦さんは自分を責めてしまいがちです。「私の何がいけなかったんだろう。もっと気をつけて生活していればよかった・・・」と。
しかし、子宮頸管の長い短いは、だいたいが妊婦さんの体質によるもので、ママが悪いわけではありません。

子宮頸管が短めだったら気を付けることは?

Instagram (5933)

内診で子宮頸管長を測定し、30mm~25mmを切った時点で、産院からお腹の張りの頻度についてヒアリングがあったり、NST(お腹の中の赤ちゃんの状態を知るためのノンストレステスト)で状態を調べます。

中には「子宮頸管無力症」と言って、頸管長が短くなるのを止められない妊婦さんもいます。その場合は頸管を縛る手術をすることもあります。

そうでない場合は「ウテメリン」や「ルテオニン」などに代表される張り止めのお薬を内服します。脈が速くなったり、手が震えたりという副作用もありますが、できるだけ安静にし、張ったらすぐ休む(動きを止める)などをして、お腹の張りを軽減するようにします。

どの場合においても、医師の診断にしたがって赤ちゃんを守ってあげましょう。
子宮頸管という言葉は、特に初めての妊娠のママにはピンと来ない言葉かもしれません。

心配しすぎることはありませんが、「うーん、ちょっと短いかなぁ」と先生に言われたら、お腹の張りやすい姿勢を避けたり、安静にしたりと、少し気を遣って過ごすのが良いかもしれませんね。

そして個人差があり頸管長のコントロールはママ本人ではできないので、短いからと言って自分を責めることはないのです。多くの方は、そう診断されても問題なく出産されていますし、産院で一日でも長くお腹の中にいられるよう対処してもらうことができます。尊い命と対面できるその日まで、前向きに頑張りましょう。
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この記事のキュレーター

麻生美香 麻生美香