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2016年1月16日 更新

仕事と妊娠①「“妊娠した!”を伝えるタイミング」

「何事もやってみないとわからない!」と様々な職場で経験を積み、今となっては正社員で第一子を授かった私(30代前半)が「妊娠がわかってから、どのように仕事や職場の人と付き合ってきたのか?」そんな話を様々な視点を交えながら、お伝えできればと思います。

「妊娠した!」とわかったあの日…

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ドラマのようにトイレに駆け込むこともなく「(来るものが来ない…)そろそろ怪しいな…」と思い、妊娠検査薬で確認したことから、妊娠が発覚しました。その前に、私の微妙な変化に気が付いていた菩薩系男子の主人は「あの頃絶対そうだと思ってた、なのになんで黙ってたの?」と最近言っていましたが、本当に気付かなかったのです。というより、業務過多が身体に現れる体質だったこともあり、ある程度自分で時期を考えたい…と思っていたのが大前提にありました。(…なんて、ここで言い訳をしても仕方がありませんね。)

私は役職はついておらず、ごくごく普通のサラリーウーマンです。所謂「座ってずっとPCと向き合っている」というより、明確な繁忙期がわかる「人を見る」仕事を担当しています。その為、明らかな繁忙期が落ち着いてから、これからの家族のことを進めよう…と主人とも話していました。心身ともに疲れていた時に授かった、とても強い強い命です。現在妊娠8ヶ月目、今はすっかりお腹の中で暴れるようになり、毎日楽しませてもらっています。

まずはこの事実を、大事な命が宿ったということを主人や家族に報告をした私ですが、今正社員で仕事をしている職場にもすぐすぐ言わないといけない気がする…報告のタイミングに悩んだことを、今も鮮明に思い出すことができます。

「会社に報告しなきゃ…」タイミングを考え始める…

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妊娠検査薬で妊娠が発覚した翌々日にたまたま有給休暇の取得を予定していたため、その日に合わせて家から近いクリニックを予約して、今の状態を調べてもらうことにしました。心拍確認は6週前後からと言われています。最後に生理のあった日からカウントして、発覚した日はそこから7週は経っていたので、タイミングとしては悪くなかったです。
エコーでは、小さなピーナッツのような入れ物(胎嚢)に入っていた、小さな小さな命を見ることができました。心拍も早いながらも確認ができ、これはこのままいけば妊娠が確実になる…そんなことを思いながら、クリニックの先生と今の業務体制やこれからの話をしたことをよく覚えています。なんだか不思議な気分でした。
※その後、赤ちゃんの心拍が安定するまでは2週に1度のペースで通いました。

さて、一旦自分の中でも確証が持てたので、次は「職場でどのタイミングで誰に話すか?」です。
一般的に、安定期と呼ばれる時期は「妊娠16週~28週」に該当します。そこまで待てるか…いや、どんどん成長する命を抱えた母親になったわけですから、仕事よりもそっちに意識を向けたい!でも仕事もギリギリまできちんとやりたい!…そんな葛藤があった中、私はクリニックに行った翌日に以下のようにしました。

まずはここから…

(1)直属の上司だけに言う
→妊娠しました/今こんな体調です/今後これくらいのペースで検診に行くと思われます
(2)安定期のタイミングを伝え、改めて「今の私はこんな健康状態です」と伝えると予告する
→安定期に入るのはこれくらいの時期です
(3)安定期に入る前だから、周りにはまだ伝えないでほしい
→他の方には安定期に入ってから伝えますから、黙っててください/業務連携等で他の方との連携が早めに必要であれば、私も同席した上で伝えたいので声を掛けてください

私は比較的安定した妊娠初期でしたが、これは本当に人によってまったく違うようです。そのため、今の健康状態含め「突発休が増えるかもしれない」等事前に伝えておくと、今後の仕事の調整含め双方がやりやすくなります。

(3)は「みんなそれくらいわかっているだろう」と思いがちなことですが、案外大事なことなんだと痛感しています。
誰かに何かを伝えたら、それがどこまで広がるか…モラルの問題もあると思いますが、これが男性上司の場合は比較的情報が周りに漏れやすいです。そのため、私も嫌な思いをしました。「アルコールを飲めない理由、みんなに話さなくていいの?」と大勢の前で言われたりすることもあり、明らかに「この子妊娠してるよ?」という雰囲気を要所要所で出された経験があります。この方にしてみれば、めでたいことなんだからみんなで共有しようぜ!程度だったと思うのですが、安定期に入っていない妊娠期ほど不安なものはありません。そんな不安を増やすことは、小さい命にとってもよくないことです。事前に「これはしないでください」と伝えるだけで、様々な意味での自己防衛にも繋がります。

また、上記(3)の内容にも含まれますが、会社側がある程度制度を用意していようと、それを活用するのは母親になる自分自身なので、こちらで「どうしたいか?」のレールを引く必要があります。これが「母親」という強さを兼ね備えるための第一歩だったのではないか…と今さらながら思っています。

余談:妊娠初期に職場で力になってもらえた人…

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産休育休取得者の先輩たちはもちろんですが、私の場合は社内的に「コンプライアンス」に注力していたこともあったので、社内の法務部や人事部に助けてもらったことがあります。

昨今「マタニティハラスメント」という言葉を耳にすることが増えたように思います。わかりやすい雇用解除の話や異動の話…このあたりはメディアでもとりあげられる内容で目にすることはありますが、私のように「モラル」の面でストレスを抱えるケースもよくあることだと思います。妊娠をきっかけに産休取得を希望した友人からは「子供の作り方わかってんだろ?なんでこのタイミングなんだよ…」と罵声を浴びせられたという話を聞いたことがあり、本当に驚きました。

確かに人と人との間に「仕事」がある以上、長期休暇は権利でありながらも、周りに多少なりとも迷惑を掛けてしまうことは事実です。でも、これは変化が約束されている女性ならではであり、周りにわかりやすい側面から理解してもらうことも必要だと思います。「それを言った相手を苦しめたい」ということではなく「この会社に所属している社員のモラルって、どうなんだろう?」という視点で法務や人事に相談すると、力になってくれることもあります。

もし「モラル」での「マタニティハラスメント」に悩んでいる方がいらしたら、そんな方法でストレスを軽減してみるのも良いかと思います。もちろん、ご自身が動くことでストレスを感じるようであれば、他にもストレス解消できる方法はたくさんあると思うので、ご無理なく!
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mona mona