手足口病ってどんな病気?
手足口病の原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスと呼ばれるウイルスです。
飛沫感染や、感染者の便などから感染します。
潜伏期間は2~7日で、潜伏期間が終わるとまず発熱します。
ただし、発熱しても38.5以上の高熱になるのは稀で、ほとんどの場合微熱程度のものです。
また、発熱しない子もいるくらいです。
飛沫感染や、感染者の便などから感染します。
潜伏期間は2~7日で、潜伏期間が終わるとまず発熱します。
ただし、発熱しても38.5以上の高熱になるのは稀で、ほとんどの場合微熱程度のものです。
また、発熱しない子もいるくらいです。
解熱するくらいのタイミングで、手や足、口の中などに発疹が出ます。
また、お尻に発疹が出来るのも大きな特徴です。
発疹の程度は個人差がありますが、赤い発疹がたくさんできる子もいれば、よく見ないと分からない程度の発疹が数個出来るだけの子もいます。
また、ごくごく稀ですが、合併症として心筋症などの症状が出る場合もあります。
エンテロウイルスやコクサッキーウイルスは、腸にも影響を及ぼしますので、下痢の症状が出る子もいます。
発疹は約5~7日程度でキレイになり、跡が残ることはありません。
ただ、ウイルスの種類によっては、手足口病が治癒して2か月くらい経った後に、発疹が出来た手足の爪が剥がれてしまうことがあります。
しかし、痛みはありませんので放っておいても問題はありません。
手足口病は、症状自体は比較的軽いですが、治癒しても約1か月の間は、便からウイルスが排出されます。
発疹の程度は個人差がありますが、赤い発疹がたくさんできる子もいれば、よく見ないと分からない程度の発疹が数個出来るだけの子もいます。
また、ごくごく稀ですが、合併症として心筋症などの症状が出る場合もあります。
エンテロウイルスやコクサッキーウイルスは、腸にも影響を及ぼしますので、下痢の症状が出る子もいます。
発疹は約5~7日程度でキレイになり、跡が残ることはありません。
ただ、ウイルスの種類によっては、手足口病が治癒して2か月くらい経った後に、発疹が出来た手足の爪が剥がれてしまうことがあります。
しかし、痛みはありませんので放っておいても問題はありません。
手足口病は、症状自体は比較的軽いですが、治癒しても約1か月の間は、便からウイルスが排出されます。
手足口病でやっかいな症状は?
手足口病のやっかいな症状は「口内炎」
手足口病に感染すると、ほとんどの子供が口の中や舌などに発疹(口内炎)が出来ます。
食べ物を食べるとしみるので、食べるのを嫌がる子もたくさんいます。
ウイルスですので効く薬もありませんので、柔らかい食べ物を与えたり、こまめに水分補給をしたりなどの対処療法しかありません。
5日も経てば、口内炎もすっかりおさまることが多いので、それまでの辛抱です。
食べ物を食べるとしみるので、食べるのを嫌がる子もたくさんいます。
ウイルスですので効く薬もありませんので、柔らかい食べ物を与えたり、こまめに水分補給をしたりなどの対処療法しかありません。
5日も経てば、口内炎もすっかりおさまることが多いので、それまでの辛抱です。
手足口病にかかった場合の保育園は?登園の目安は園まかせ?
via photo-ac.com
手足口病は、「学校保健法」によると「第三の感染症」に分類されています。
第三の感染症の登園の目安は「病状により、学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めるまで」となっています。
要するに「あなたの地域の病院や学校にお任せします」という意味でもあるのです。
国による明確な基準がないのですね。
第三の感染症の登園の目安は「病状により、学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めるまで」となっています。
要するに「あなたの地域の病院や学校にお任せします」という意味でもあるのです。
国による明確な基準がないのですね。
via photo-ac.com
ではなぜ、インフルエンザのように明確な基準がないのでしょうか?
その理由は以下の通りです。
●他の感染症と比べて比較的、症状が悲惨なわけではない(子どもは辛いんですけどね)。
●医者によっては、手足口病は夏風邪の1つだし、風邪みたいなものですという考え
(この考えは結構多いです…)
●悪化するリスクが少ない(合併症の可能性はあるが、恐れるような確率ではないという考え)
●ウイルスの残存・感染期間が長過ぎる(1ヶ月程度) ため、1か月も休ませたら学校の勉強や園での活動、親の仕事に多大な影響が出る。
(ウイルスは便から排出されます)
その理由は以下の通りです。
●他の感染症と比べて比較的、症状が悲惨なわけではない(子どもは辛いんですけどね)。
●医者によっては、手足口病は夏風邪の1つだし、風邪みたいなものですという考え
(この考えは結構多いです…)
●悪化するリスクが少ない(合併症の可能性はあるが、恐れるような確率ではないという考え)
●ウイルスの残存・感染期間が長過ぎる(1ヶ月程度) ため、1か月も休ませたら学校の勉強や園での活動、親の仕事に多大な影響が出る。
(ウイルスは便から排出されます)
これは手足口病を軽く考える人の考え方です。
その一方で、手足口病を重く受け止める人もいます。
●人にうつす可能性が大きい
●感染すると、食事が困難になるなど、生活に支障が出る。
このリスクを考えると、人にうつる可能性がある間は、他人との接触は可能な限り避けるべきという考え方がうまれます。
どちらも正しいといえば正しいので、間違いではありません。
価値観、考え方に依存してしまうため、国としても統一の基準を出すことはせずに、個々人、学校施設に委ねているのが実情なのです。
確かに感染しても比較的症状が軽い場合が多く、症状が出るのは1週間程度で、予後は極めて良好です。
そのような比較的軽い感染症を防ぐためだからと、1か月も園を休ませるのは現実的ではありませんよね。
基本的に、熱が下がって口内炎が治ってきたら、医師は登園許可を出す場合が多いようです。
口内炎が出来ていても、食欲があれば登園OKを出す医師もいるでしょう。
しかし、医師がOKと言っても園がNGな場合もあります。
食欲があっても発疹が比較的目立つ場合は、他の保護者のことを考え、NGとする場合が多いですね。
明確な基準がないので、園によって独自の登園基準の目安を定めているところもありますので、まずは園に問い合わせてみて下さいね。
その一方で、手足口病を重く受け止める人もいます。
●人にうつす可能性が大きい
●感染すると、食事が困難になるなど、生活に支障が出る。
このリスクを考えると、人にうつる可能性がある間は、他人との接触は可能な限り避けるべきという考え方がうまれます。
どちらも正しいといえば正しいので、間違いではありません。
価値観、考え方に依存してしまうため、国としても統一の基準を出すことはせずに、個々人、学校施設に委ねているのが実情なのです。
確かに感染しても比較的症状が軽い場合が多く、症状が出るのは1週間程度で、予後は極めて良好です。
そのような比較的軽い感染症を防ぐためだからと、1か月も園を休ませるのは現実的ではありませんよね。
基本的に、熱が下がって口内炎が治ってきたら、医師は登園許可を出す場合が多いようです。
口内炎が出来ていても、食欲があれば登園OKを出す医師もいるでしょう。
しかし、医師がOKと言っても園がNGな場合もあります。
食欲があっても発疹が比較的目立つ場合は、他の保護者のことを考え、NGとする場合が多いですね。
明確な基準がないので、園によって独自の登園基準の目安を定めているところもありますので、まずは園に問い合わせてみて下さいね。
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