子供が習い事を辞めたいと言ったら?ベストな対応【3つ】紹介します。

2021年現在、我が子に何かの習い事をさせている家庭が多い中、複数の習い事をさせている家庭も少なくありません。

しかし、習い事というのは始めたは良いけど実際にやってみると「イメージと違った」とか「自分には合わなかった」といったことがキッカケとなり子供が習い事を辞めたいと言う時もあるでしょう。

そんな時に親はどのような対応をするのが良いのか?今日はその辺りについてベストな対応を3つご紹介します。

我が子が習い事を「辞めたい」と言ったら?


お子さんに、書道・ピアノ・バイオリン・英会話など習い事をさせている人も多いかと思われますが、ピアノを習いたいとか友達がお習字をやっているので自分も始めたい、このような経緯で始めるケースもあれば子供は特別習いたいとは思っていないけれども半強制的に子供にバイオリンを始めさせるといったケースも多いといえましょう。

半強制的に始めても、やっているうちに楽しさがわかって来て通うのが楽しくなることもありますし、逆に自分から始めたいといってピアノ教室に通っていたけれどもある日突然辞めたいといったケースもあるわけです。

辞めたいと言った子供は「全体約半数」


むしろ、始めるときよりも辞めたいといったケースは突然の出来事になるわけですからご両親としても何が原因であるのか気になるケースは多いようです。

仮に、ピアノを習うことには嫌がらないけれどもその教室に通うのが嫌といったケースもあるわけで、この場合はその教室に何か問題があるのではないだろうか、こうした推測をするのが普通です。

ちなみに、ネットを調べていると子供が習い事を辞めたいと云い出したらどうしたのか、そのような子供はどのくらいいるのかこうしたアンケート報告が掲載しているサイトがありました。

そこには、一度は辞めたいとご両親に伝えた子供は「全体約半数」にも及んでいることがわかったのです。

具体的にはお子さんが辞めたいといったことがある人は全体の約45%で、習い事を嫌がるといった別のアンケートでは約60%にもなっている、いずれにしても子供が辞めたいと考えることは何かしらじっくり考えた結果なのではないか、このようにも推測できます。

辞めたい理由は人それぞれ!


子供が辞めたいと思った、もしくはご両親に伝えた理由の中には先生と相性が合わなかったり、学習についていくことができない・結果が出せない、遊びを優先させたい、通っている教室がつまらないとか飽きてしまった、宿題や練習を自宅に帰ってやりやくないなどいろいろな理由があるようです。

他にも本人が満足できたので辞めたいと思った、通っている教室での友達関係、苦手を克服できなかったなど大人にもありがちな理由も多数存在しているのが特徴です。

約半数以上がいずれは「辞める」


このアンケートの中には、辞めたいと子供から言われたらどうすべきか?辞めさせるのか?それとも続けさせるのか?というような調査結果もあります

そしてその調査結果ではそのまま継続しているという人が「全体の約49%」でとりあえず続けたけれども最終的には辞めてしまったという人が「約28%」、すぐにやめてしまった人が「約23%」でした。

意外と、すぐにやめてしまった人が少ないなどと考える人も多いかと思われますが、すぐに辞めさせるのは子供ためにならない、こうした反発をするケースもあるかと思われますが、これはその理由次第になるのではないでしょうか。

子供が習い事を辞めたいと言った時の対応


例えば、教え方が上手でなかったり先生との相性が悪かったり、これらは大人の場合でも辞めたくなる原因の一つであり、そのまま続けるよりも一度リセットして他の教室を探してみるなどが最善な方法の1つでしょう。

とりあえず続けさせて様子を見るといった考え方をしている人も全体の約28%いるわけですが、最終的には習い事をやめてしまった理由の中には何があるのか、子供のモチベーションが上がらなかったなどが原因になっているのではないか、このような予測もできます。

一時的な感情で辞めたいと思っていてそれを理由に様子を見ながらといった形で通っていたものの、やめてしまった理由の中には辞めたいという理由が明確になりご両親がそれに納得したからといったケースもあるようです。

なお、このような調査結果の中には、子供が習い事を辞めたいと言ったときには、「やる気のない子に対しては成長した先を見せてあげる」ことが第一で、その次は「親が無理することなくできるように試行錯誤を行っている様子を見せてあげる」、そして3つ目は「成長したことや頑張ったことに対して褒めるチャンスを増やす」ことです。

どの対応が良いか悪いかは分かりませんが、頭ごなしに「辞めてはダメ」と言わず、まずは我が子と面と向かって本年で話し合うことが大事だと思いますよ。